2011年8月9日(火)
長崎市の平和公園記念像前において、被爆66周年原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が執り行われました。
その中で被爆者の方達が合唱された歌「もう二度と」の歌詞を紹介します。
もう二度と
寺 井 一 通 作詞・作曲
1.聞こえていますか 被爆者の声が
あなたの耳に聞こえていますか
もう二度と作らないで
わたしたち被爆者を
あの青い空さえ 悲しみの色
2.覚えていますか ヒロシマ・ナガサキ
いのちも愛も 燃え尽きたことを
もう二度と作らないで
わたしたち被爆者を
あの忌まわしい日を 繰り返さないで
3.聞こえていますか 世界の国から
平和を願う 声がするでしょう
もう二度と作らないで
わたしたち被爆者を
長崎市は、いわき市の市立中学43校、それぞれの生徒会長を長崎に招待しました。
被爆地長崎で放射線被害の実態を学び、地元の中学生とも交流したそうです。
生徒の1人は、「長崎が放射能から復興してきた体験を聞いて、いわき市もそのように復興できたらと思っています」
長崎での経験が、少しでも役立てられるといいですね。
広島の原爆、長崎の原爆、そして終戦。
この時期は、戦争、核兵器、核の平和利用のことについて考える時期ですね。
そもそも核を使用する時点で、平和から遠ざかっている気がするのですが・・・
2011年7月現在、長崎の原爆死没者名簿登録者数は、155,546人になったそうです。
いつも能天気な記事ばかり書いていますが
本日8月9日は、祈りの日にしたいと思います。
この記事へのコメント
リュカ
こちらのブログで祈ります。
(もう10日になっちゃったけど・・・)
半世紀少年
HIROMI
でも、本当はこういうことが役に立つ機会があってはならないですよね。
tamanossimo
じゅりあん
のらん
無事だったから、私たちが生まれたのだけれど、
父の両親も兄弟も親戚も、多くのかたが亡くなりました。
私も、本来なら、のんきな猫記事のせてる場合じゃなかったかも。
てんてんさんのところで、祈りを捧げさせていただきます。
mamalu
長崎に変更した、っていう話もありますね。
母の実家は小倉なので、あの日お天気がよかったら
今頃私たちはいませんでした。
それを考えると、怖くて目をそらしたくなってしまいますが…
決して忘れてはいけないことですよね。
もふもふミッフィー
そうだよね、広島は8月6日が登校日だろうしね。
そういうことも広島・長崎以外ではあまり知られてない事も知って、同じ被爆国と言っても温度差があることを感じました。
でも、今の若い人たちは却って、私の世代よりも積極的に知ろうとしているようで、心強く思います。
miruru2009
いれば、爆弾の威力と地理的に考えたら、まず助からなかったと
思います。
そう考えたら、うちの子達もこの世に生まれてきていないでしょ
うし・・・何とも言えない気持ちでいっぱいになります。
先日まで、テレビで原爆の特集していたので、ずっと観ながら
色々考えてました。
決して忘れず、子供たちにも教えていかなければと思います。
タッジーマッジー
どうして戦争がなくならないんでしょうか。
武器や兵器はなくならないんでしょうか。
国って結局、なんなんでしょうね。
marimo
とても大切な日ですね。
恐ろしい記憶を 二度とあってはならないということを
語り継いでいかなくてはいけませんね。
リン
と聞くと、そのおばあちゃんが「止められなかった私たちの責任です」と答えてらっしゃいました。。。
その言葉に胸が痛くなりました。